パソコンボランティアとは

パソコンの設定や接続ができない、操作方法がわからないなど、障害を持った方々からの「SOS」の声にこたえて、在宅訪問サポートや講習会開催などの支援を、ボランティアでおこなう取り組みです。

障碍者にとってのパソコン

パソコンの普及に伴い、現在、たくさんの方々がパソコンを仕事や生活の場で活用しています。
そのような中で、障害を持つ方々にとって、パソコンは単に便利な道具という以上に大きな役割を担い始めています。身体機能の代替、自己表現の道具、情報保障につながるネットワークへの接続など、パソコンの持つ可能性は、これからもっと広がっていくものと思います。
このようなたくさんの可能性を秘めた道具も、導入時、操作時には大きな困難が伴います。
そんな時、「パソコンボランティア」がいれば・・・。

支援形態

IT社会を迎えた現在、支援活動の輪はどんどん広がっていますが、まだまだ不十分です。障害のある方々のニーズを満たし、安全で充実した支援を行なうためにはパソコンボランティアだけでなく、福祉施設や医療機関、行政、企業との連携サポートが望ましく、各機関を結ぶコーディネータの養成も必要となります。
また、安定した継続サポートを責任持って行なえる運営形態、機器の知識や操作ノウハウだけでなく広い視野を持ったサポーターの養成もこれからの課題と私たちは考えます。
活動がより意義のあるものになるように、ぜひ、皆さんと一緒に地域密着型連携サポートシステムをつくっていければと思います。